飲食業許可申請
飲食業許可(正式には「飲食店営業許可」)は、飲食物を調理・提供する事業を始める際に必ず必要な許可です。以下に、どんな時に・誰が必要で・どんな書類が必要かを整理してご案内します。
✅ どんな時に必要か
飲食物を調理して提供する場合(例:レストラン、居酒屋、カフェ、弁当屋など)
設備を設けて客に飲食させる場合
喫茶店営業ではなく、調理を伴う営業を行う場合
※すでに製造された食品や飲料を提供するだけの「喫茶店営業」は別の許可区分です。
👤 誰が必要か
飲食店を開業する事業者(個人・法人問わず)
営業許可を取得せずに営業すると、無許可営業となり罰則の対象になります(2年以下の懲役または200万円以下の罰金)。
📝 許可申請に必要な主な書類
飲食店営業許可申請書
営業設備の大要・配置図
店舗の見取り図・内装の平面図
食品衛生責任者の資格証明書
水質検査成績書(井戸水や貯水槽を使用する場合)
登記事項証明書(法人の場合)
使用許諾書(賃貸物件の場合、オーナーの同意書)
🔍 その他の要件
食品衛生責任者の設置(調理師・栄養士などの資格者、または講習受講者)
保健所の施設検査に合格すること
深夜0時以降に酒類を提供する場合は、警察署への「深夜酒類提供飲食店営業開始届」も必要。